たあすぱ ~ とっておき日帰り温泉

鹿児島県で156箇所、北海道で108箇所など、全国の日帰り温泉をめぐっている筆者が、とっておきの名湯をご紹介します。

【北海道編〜其の2】足元湧出+湖と直結!空港からも立寄り可能な”神秘の湯”(★10)

 北海道編第2回にして、早くも満点(★10)評価の温泉が登場!

全国の温泉ファンが憧れる”神秘の湯”

札幌からも新千歳空港からも車で1時間の最高評価温泉をご紹介! 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

▼まずはこのブログの楽しみ方をおさらい▼

♨︎あくまで筆者の“独断と偏見”により、「総合評価10☆満点」で評価。

♨︎北海道108か所のうち、32か所の“☆8以上の名湯”を、順次ご紹介していきます。

《☆8…10か所、☆9…12か所、☆10…10か所》

♨︎内訳:

・内風呂=満点☆6(泉質4、設備2)

・露天風呂=満点☆3(泉質2、設備1)

・環境(眺望や景観等)=☆1

・減点(激混みや入浴料1001円以上等)=☆-1

♨︎「泉質」は「かけ流し=☆3」、「循環=☆2以下」で、筆者の好みで加減しています。泉質表示のない施設の場合、「①吸入口がない、②湯口から注がれる湯量と浴槽からあふれる湯量が等しい、③塩素臭がしない」の3点を満たす場合、かけ流しと判断しました。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

満点評価★10(全10箇所)のうち、最初に紹介するのは…

 

 

 

 

♨︎ 丸駒温泉旅館♨︎

ホテル・旅館/支笏湖畔温泉/千歳市(道央)

 

展望露天風呂

 ※写真は丸駒温泉旅館さんHPから引用

 

総合評価:

★★★★★★★★★★10

内訳:

内風呂☆6(泉質☆☆☆☆・設備☆☆)+露天☆3(泉質☆☆・設備☆)+環境☆1

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(旧泉質名:含土類・石膏-食塩泉)

野天風呂:無色透明・無臭/内湯・展望露天風呂:うっすら赤褐色の濁り湯・無臭)

 

 札幌から車で約1時間。全国有数の透明度を誇る支笏湖畔にたたずむ1温泉1軒宿が、全国の温泉ファンの間で名高い「丸駒温泉旅館」です。

 ここの「代名詞」とも言えるのが、支笏湖とつながった「野天風呂」。最も奥まったところにあり、周りは天然岩に囲まれ、底には砂利が敷き詰められています。その隙間から絶え間なく気泡があがる、全国でも数少ない「足元湧出湯」なのです。それだけでも貴重なのですが、さらに支笏湖側は岩で仕切られているだけで、支笏湖の湖水が「湯船」に流れ込み、その水量を湯守が調整して湯温を加減しているのです。そのため支笏湖の水位が高い日は、立って入浴しなければ溺れてしまうほど水位(湯位?)が上がり、湖面が下がれば湯船の湯面も下がるという、まさに自然を全身で感じられる贅沢な温泉です。

 この「野天風呂」だけでなく、湖畔のウッドデッキ上に設けられた露天風呂からは眼前に支笏湖と対岸の樽前山を一望できるほか、石張りの内湯からも湖が眺められ、贅沢な時間を過ごせます。泉質はうっすらと濁りのある「塩化物泉(含土類・石膏―食塩泉)」で、もちろん100%かけ流し。それが日帰りでもわずか1000円で楽しめ、しかも札幌や新千歳空港からも近いということで、週末などは混雑することもあります。ぜひ平日にゆっくりとお出かけすることをおススメします。

 

【北海道編〜其の1】札幌の奥座敷・定山渓温泉唯一の高評価温泉!(★8)

 記念すべき1回目は…

札幌市街から車でわずか20分!

定山渓温泉”唯一”の高評価温泉をご紹介! 

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

▼まずはこのブログの楽しみ方をチェック!▼

♨︎あくまで筆者の“独断と偏見”により、「総合評価10★満点」で評価。

♨︎北海道108か所のうち、32か所の“★8つ以上の名湯”を、順次ご紹介していきます。

《★8…10か所、★9…12か所、★10…10か所》

♨︎内訳:

・内風呂=満点☆6(泉質☆4、設備☆2)

・露天風呂=満点☆3(泉質☆2、設備☆1)

・環境(眺望や景観等)=☆1

・減点(激混みや入浴料1001円以上等)=☆-1

♨︎「泉質」は「かけ流し=☆3」、「循環=☆2以下」で、筆者の好みで加減しています。泉質表示のない施設の場合、「①吸入口がない、②湯口から注がれる湯量と浴槽からあふれる湯量が等しい、③塩素臭がしない」の3点を満たす場合、かけ流しと判断しました。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

それでは記念すべき一回目、行ってみましょう!

 

 

 

 

♨︎ 鹿の湯 ♨︎

ホテル・旅館/定山渓温泉/札幌市(道央)

 

f:id:ta-spa:20190313200459j:plain

f:id:ta-spa:20190313201049j:plain

 ※写真は鹿の湯さんHPから引用

shikanoyu.co.jp

 

総合評価:

★★★★★★★★☆☆ 8

内訳:内風呂★5(泉質★★★・設備★★)+露天★2(泉質★・設備★)+環境★1

泉質:ナトリウム―塩化物泉(無色透明(少量の「湯の花」あり)・無臭)

 

札幌の奥座敷として全国的に名高い定山渓温泉。大規模なホテルが立ち並ぶなかで、筆者が唯一、★8つ以上をつけさせて頂いたのが、この「鹿の湯」です。

定山渓の開湯当時から湧き続けているという歴史ある温泉旅館。豊平川の河畔にあり、かつては川沿いに自噴していたという源泉をそのままかけ流しているというだけあって、泉質はクセがなく優しい感触(浴槽内のゴミ除去用に循環ろ過装置を使用、消毒しているが、差し湯は常に源泉を注入しているとのこと)。露天からは豊平川の清流を見下ろせる贅沢な環境で、夏は北海道の涼風に癒され、秋は見事な紅葉、冬は雪見風呂が楽しめます。

唯一のかけ流しの日帰り温泉専用施設が数年前に廃業し、温泉の枯渇も一部温泉ファンの間で心配されている定山渓温泉にあって、いまだにかけ流しを死守する「鹿の湯」。豊平川を見下ろす好立地に加え、大人820円(2018年11月現在)という低料金(循環でも1000円を超える日帰り料金を掲げる大規模ホテルが多い)と、定山渓では希少な存在と言えます。ただし日帰り利用可能時間が短い(特に土日祝)ので、くれぐれもご注意を。